
ポーカー 役
ポーカーの役は全部で10個あります。強い順番に並べると下記の通りです。
強い役ほど成立する確率が低くなっています。
ランクとキッカーとスート
ポーカーでは、ワンペア対ワンペアなど、同じ役で勝敗が決まることも多いです。その場合、役に関するカードのランクやキッカーを比べて勝敗を決めます。それも同じ場合はチョップ、つまり引き分けということになります。
カードのランク
A>K>Q>J>T>9>8>7>6>5>4>3>2
A=エース、K=キング、Q=クイーン、J=ジャック、T=10
キッカーは、役とは直接関係のないカードのことです。しかし、ポーカーの役は必ず5枚で作ると決まっています。役のランクが全く同じ場合にキッカーで最終的に役の強弱を判断します。
スートというのは、トランプの柄、マークのことです。日本のポーカーではスートによって役の強弱を決めたりすることもありますが、カジノで行われるポーカーにそのようなことはありません。
以下、強い役から順番に説明していきます。
ロイヤルフラッシュ
ポーカーで最強の役、それがロイヤルフラッシュ(=royal flush)です。日本ではロイヤルストレートフラッシュと呼ばれることもあります。ポーカーにおいて、これより強いハンドはありません。ホールデムでロイヤルフラッシュが成立する確率は0.0031%です。ロイヤルフラッシュは4通りのみ。
ストレートフラッシュ
ストレートフラッシュ(=straight flush)は、同じスートで作られたストレートのことです。ロイヤルフラッシュもストレートフラッシュの1種ですが、特別扱いをされています。ホールデムでストレートフラッシュが成立する確率は0.0311%です。
メモ
ランクを循環してストレートフラッシュを作ることはできません。
メモ
同じストレートフラッシュ同士の場合、よりランクの高いカードを持っているほうの勝ちです。
コミュニティーカード






この場合、ライオンの勝ちです。
フォーオブアカインド
フォーオブアカインド(=four of a kind)は、同じランクのカード4枚で作られる役です。クアッズ(=quads)とも呼ばれ、日本ではフォーカードとも言われます。ホールデムでフォーオブアカインドが成立する確率は0.168%です。
メモ
同じフォーオブアカインド同士の場合、よりランクの高い組み合わせの方が勝ちます。同じランクの場合、より大きいキッカーを持っているほうの勝ちです。
コミュニティーカード






この場合、チンパンの勝ちです。
コミュニティーカード






この場合、ライオンの勝ちです。
フルハウス
フルハウス(=full house)は、同じランクのカード3枚と別の同じランクのカード2枚の組み合わせで作られます。ホールデムでフルハウスが成立する確率は2.6%です。
メモ
同じフルハウス同士の場合、まずは3枚の組み合わせでランクの高いほうが勝ちます。3枚の組み合わせのランクが同じ場合、2枚の組み合わせでランクの高いほうが勝ちです。
コミュニティカード






この場合、チンパンの勝ちです。
コミュニティカード






この場合、ライオンの勝ちです。
フラッシュ
フラッシュ(=flush)は、同じスートのカード5枚で作られます。ホールデムでフラッシュが成立する確率は3.03%です。
メモ
同じフラッシュ同士の場合、よりランクの高いカードを持っているほうの勝ちです。
コミュニティーカード






この場合、チンパンの勝ちです。
ストレート
ストレート(=straight)は、数字が連続した5枚のカードで作られます。ホールデムでストレートが成立する確率は4.62%です。
メモ
ランクを循環してストレートを作ることはできません。
メモ
同じストレート同士の場合、よりランクの高いカードを持っているほうの勝ちです。
コミュニティーカード






この場合、オオカミの勝ちです。
スリーオブアカインド
スリーオブアカインド(=three of a kind)は、同じランクのカード3枚で作られます。セット(=set)、トリップス(=trips)と呼ばれることもあります。日本ではスリーカードと言うこともあります。ホールデムでスリーオブアカインドが成立する確率は4.83%です。
メモ
同じスリーオブアカインド同士の場合、3枚の組み合わせでランクの高いほうが勝ちます。3枚の組み合わせのランクが同じ場合、残り2枚のキッカーでランクの高いほうが勝ちです。
コミュニティカード






この場合、オオカミの勝ちです。
コミュニティカード






この場合、チンパンの勝ちです。
ツーペア
ツーペア(=two pair)は、同じランクのカード2枚が2組ある状態です。ホールデムでツーペアが成立する確率は23.5%です。
メモ
同じツーペア同士の場合、ランクの高いツーペアを持っているほうが勝ちます。全く同じツーペアの場合は、残り1枚のキッカーのランクで勝負を決めます。
コミュニティカード






この場合、オオカミの勝ちです。
コミュニティカード






この場合、ライオンの勝ちです。
ワンペア
ワンペア(=one pair)は、同じランクのカードが1組ある状態です。ホールデムでワンペアが成立する確率は43.8%です。
メモ
同じワンペア同士の場合、よりランクの高いワンペアが勝ちます。ランクが同じ場合、キッカーのランクが高いほうが勝ちます。
コミュニティカード






この場合、オオカミの勝ちです。
コミュニティカード






この場合、ライオンの勝ちです。
ハイカード
ハイカードというのは、ペアすらない状態です。日本ではブタと言われたりします。ホールデムでハイカードが成立する確率は17.41%です。
メモ
ハイカード同士では、よりランクの高いカードを持っているほうが勝ちます。
コミュニティカード






この場合、ライオンの勝ちです。